僕たち益田工房はデザイン会社ですが、僕たちの提供しているサービス全体を見ていただくと、ある人はデザインと言うかもしれませんが、また別の人はデザインと言わないかもしれません。

いわゆるデザイン（僕たちの場合はWebデザインやグラフィックデザイン）だけではなく、デザインに入る前の企画や、発注主側に入り込んで依頼の要件をまとめるような仕事のお手伝いも細かく多くやっていて、それらはデザインって感じじゃないかもなと自分でも思います。

僕個人的には、僕たちの仕事の範囲と内容を何と呼ばれるかはどうでもよくて、僕たちがやっていることや、やり方に興味を持ってくれた方々にサービスを提供し、その価値を認めていただければよいなと思うばかりです。

仕事の範囲は割と広くやっておりますので、興味ございましたらぜひお問い合わせください！

そんなことを考えながら、残雪期の山に登り、山頂で益田工房の仕事をまっとうしてきました。

ある登山用品メーカーさんのとあるプロダクトのイメージにあう場所を探す仕事です。遠景はもちろん、季節や気象条件の変化による色温度を含め、かなり細かな設定で探し歩き、ココだ！と思う場所を見つけました。

朝3時に家を出て、夜21時頃帰宅し大きなバックパックを背負い、露出部分は真っ赤に日焼けしている僕の様子を見た長男（5）が、「パパ今日は何の仕事をしてきたの？」と言うので、「デザインだよ」と答えましたが、ノーリアクションで元の遊びに戻っていきました。大人への説明も難しい（？）僕たちのデザインの仕事、５歳児への説明も難しい、。

そんな話はさておいて、
どうせ仕事をするなら可能な限り、ご依頼いただける方々が属する業界やその世界の成り立ち、周辺事情のことを深く知り、知るだけではなく関わりたいと思っていて、そうしないと自分たちのサービスを十分に提供できない気がしています。

今回の「いい場所発見」も、ここ数年アウトドアというジャンルに対して、僕たちなりに知ろうとして学び、深く関わる努力をしてきた賜物だったのかもしれません。ただし、まだまだ勉強が足りないと思っているのでもっと勉強しないとならないと思います。
今回も大部分は、盟友Outdoor Gearzine久富さんの力によるものです。

なるべく深く。とは、言ったものの、深く関わり精通するには相応の時間がかかるのも事実。短期的なお付き合いでは中々それができません。

ということで、もしも僕たちと一緒に何かお仕事を、、とお考えくださる方々へ
どうか長期的なパートナーシップで考えていただき、
僕たちのパフォーマンスが上がるまで少し辛抱していただき（笑）

時間をかけて、深く知り、学ばせていただき、関わらせてください！

というお話でした！

写真は全て、アウトドアフィールドを仕事場にするフォトグラファーHao Modaくんの撮った写真。