益田工房は本社を島根県に置いていることもあり、地方における地域課題の解決にデザインで貢献していくことをコーポレートミッションの一つして掲げています。地域課題への取り組みといえば行政やNPOといった特殊機関が専門的に行うイメージが一般的かと思いますが、その街で暮らす個人個人が地域の課題に目を向けて、主体的に動いてこそ初めて解決に至ると我々は考えています。
先日、島根県益田市の石見神楽のPRのお仕事でいくつかの社中さんにお邪魔しました。石見神楽は石見地方(島根県西部)に伝わる伝統芸能で、その起源は諸説あるものの室町時代後期まで遡ると言われています。
本日から3日間、島根県立津和野高校の美術部の学生が、インターンシップとして益田工房で実務を体験しにいらっしゃいます。島根県の若者が、田舎に生まれ育ったことで、クリエイティブな機会のハンデキャップを感じず、世界へ羽ばたき、様々な挑戦をして欲しいと切に願っています。