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至る所で問題だらけの世の中、それを解決する優れたデザインもきっとそこらじゅうにあるはず。 渋谷区北側にある笹塚・幡ヶ谷・初台・本町のエリアで、小さなデザインを見つけては勝手に考察! そこからヒントになるアイデアを見出そう!

幡ヶ谷でも落ち着いた雰囲気をもつ西原商店街のすぐそばに、木漏れ日が降る憩いの場的なところがあります。幡ヶ谷の緑道(玉川上水旧水路緑道)の一角。仕事のお昼休憩の方や、まどろむ年配の方、がいるところです。その真ん中にある時計が個人的にいつも気になっていたので取り上げてみたいと思います。

少し変わったデザインの時計ってあまり記憶には残っていないけれど、実は道端でけっこう見かけますよね?

この時計は銀のワントーンで流線形のデザインが個人的にとても好み。柱がぐに〜っと曲がっているのがいいですよね。
箱根彫刻の森美術館とかにありそう。時計の部分も回転しそうなポテンシャルを垣間見せているのがミソですかね〜。

友人にこの写真を見せたらメロンかミカンの形じゃないのと言われましたが、人によって見え方って違うもんですね。笑
人によってはなんの変哲もない時計じゃん、と言われそうなくらい場に溶け込んでいます。

さて、何故この時計のデザインを取り上げたかというと、上部に付いているトゲトゲです。

美しい流線型、メロンに見えなくもないデザイン、周りで休憩している人もいて、そんな平和な環境には似つかわしくないおっかないトゲトゲ!
おそらく鳥避けとして設置されているのでしょうが、あからさまにトゲをつけまくっていて、それでいて違和感のないフィット感。
もはやギリシャ神話に出てくる神様の武器のようにも見える。
鳥避けのトゲがこんなに目立つように町中にあるのって珍しくないですか?クリスマスツリーで言う星のオーナメントの立ち位置ですよね。笑

そして疑問なのは、このトゲが後付けなのか、最初からこのデザインだったのか?
きっと後付けだろうな。おそらく鳥の羽休めに最適な形でデザインしたのではないでしょうか。鳥の糞被害が大量発生したことが予想されます。憩いの場ですから鳩に餌やりをする人も付きものですしね。
優しいデザインからまさに「尖った」デザインへと変身を遂げたのでしょう。


と、本シリーズはこんな感じで小さなデザインの発見と考察をゆるーくやっていきますので、お見知り置きを。

  

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